GPT-4 Turbo (gpt-4-1106-preview) に対応しました!

自社データに基づき問い合わせ対応するAIチャットボットを簡単に作成できるChatFAQ(チャットエフエーキュー)が、OpenAIの新しい大規模言語モデル(LLM)である GPT-4 Turbo (gpt-4-1106-preview) に対応しました。

GPT-4 Turbo (gpt-4-1106-preview) とは?

GPT-4 Turbo (gpt-4-1106-preview) は、2023年11月6日(日本では11月7日)に開催されたOpenAIの開発者向けカンファレンス「OpenAI DevDay(以下 DevDay)」で発表された新しい大規模言語モデル(Large Language Model : LLM)です。

ChatFAQでは、AIチャットボットで使用するLLMとしてこれまで gpt-3.5-turbo-1106 を採用していました。
今回のアップデートにより、ChatFAQのご契約者様は gpt-3.5-turbo-1106 または gpt-4-1106-preview のいずれかを選択してご利用いただけます。

GPT-4 Turbo 導入の経緯

ChatFAQでは、DevDayの2日後に gpt-3.5-turbo-1106 を採用し、gpt-4-1106-preview については導入を見送りました。

その際に投稿した記事において、導入見送りの理由を以下の通り説明しています。

  • 値下げされたとはいえ gpt-3.5-turbo-1106 の10倍以上の料金
  • スピードも gpt-3.5-turbo-1106 が圧倒的に高速
  • 問い合わせ対応には16Kトークンあれば十分
  • 1分および1日あたりのAPI実行可能件数がそれぞれ40件、200件と極端に少ない(gpt-3.5-turbo-1106 は1分あたり3500件)

しかしながら、複数のお客様よりGPT-4 Turbo導入の強い希望をいただいたため、

チャットボットが回答を返す度に 10件分のメッセージを消費、つまりAIから受信可能なメッセージ数が gpt-3.5-turbo-1106 を利用する場合と比較して1/10となること

を条件として、チャットボットの回答生成用AIに gpt-4-1106-preview をお選びいただけるようアップデートしました。

問い合わせ対応特化型チャットボットサービスとして進化を続けるChatFAQ

ChatFAQでは、常に新しいテクノロジーの動向やお客様からのフィードバックを注視しています。

今回の gpt-4-1106-preview の採用もその一環です。問い合わせ対応に特化したチャットボットサービスとして、お客様に最適なソリューションを提供するためにこれからも継続的なアップデートを行ってまいります。

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